お知らせ一覧
「ものづくりマイスター」のご案内 内容
ものづくりの現場におけるDX技術の進展に対応していくため、指導内容が拡充されました。
ものづくりマイスターとは、ものづくりなど優れた技能、経験を持つ方を厚生労働省が「ものづくりマイスター」として認定し、中小企業や学校などで実技指導や、技能の継承、後継者の育成を行う制度です。
ものづくりマイスターへの派遣指導の依頼はお近くの地域技能振興コーナーまで!
(無料です)
詳細→ ▼ 実技指導 ▼ 厚生労働省「ものづくりマイスター」
技能検定合格証書を送付しました
展開図講習を行いました
学科講習を行いました
技能検定実技試験を行いました
第14回スマート空調衛生システム展 開催延期について
→詳しくはこちら
第14回スマート空調衛生システム展のご案内(3/24~3/26)
→詳しくはこちら PDF
第28回通常総会を行いました
大阪府立布施工科高校で出前授業を行いました
北大阪高等職業技術専門学校で出前授業を行いました
南大阪高等職業技術専門学校で出前授業を行いました
第19回管工機材設備総合展に出展しました
ダクト展開図講習会 平成30年2月25日
→詳しくはこちら PDF
第26回通常総会開催 平成30年2月24日
→詳しくはこちら PDF
ダクト展開図講習会を開催いたします。11月27日
府立布施工科高校へ出前事業を行いました。<10月4日・7日>
出前授業の様子
大阪府立布施工科高校で出前授業を行います。10月4日より
技能検定試験 合格発表9月30日です。
『勾配エルボ展開図』を近日販売いたします。
学科講習会を8月28日に㈱三好板金工作所にて行いました。
30名の受講生がテキスト問題を一問ずつ読み上げ、それを講師が説明して受講生と共に解答していく講習会でした。朝から夕方までの長時間でありましたが、最後まで質疑応答が絶え間なく続いた日曜日でした。
技能検定学科試験が9月4日に摂南大学(寝屋川市)で行われます。
技フェスタ 第三回建築・土木技能フェアー 設備 2016
花博記念公園にて7月15日~16日にかけて設備ブースの展示を増田工業㈱が出展しました。近畿ダクト協同組合はフェアーに協賛しています。
当日は近畿ダクト板金技能士会・青年部が応援にかけつけました。昨年と比べ展示ブースが増え重機類は屋外展示に、室内ブースにおいては各職のイベントが催されました。見学者は一般の参加者・工業関係の学生・業界人とたくさんの人が、来場され華やかに開催が行われました。
ホームページをリニューアルいたしました。
実技検定試験採点を行いました。
技能実技検定試験を行いました。
実技検定試験の様子
基礎級検定を行いました。
ダクトの出前授業 【県立尼崎工業高校】
ダクトを広報する目的で、昨年より高等学校に出前授業を始めた。今年は県立尼崎工業高校にて3時間の座学と実技の授業を行った。座学は『ダクトとは?』をテーマに講義を行い、実技は5種類のダクトらしきペン立てを作る実技であった。
11月19日の朝、JR尼崎駅の北側に位置する県立尼崎工業高校に、曇り空のなか授業担当者が集まり始めた。今日のテーマに沿った材料や工具を車から教室に運んでいる。そのまま手で運ぶ者、沢山の材料が必要な者は台車に積み運び込む。教室までの短い時間に多数の生徒に出会う。必ず生徒が我々より先に『おはようございます』と大きな声であいさつされる。数の多さに少々疲れるが、非常に心地よいひびきで大変うれしいと思うひと時であった。
授業開始までの一時間でPCの設定を行うが、学校に設置されている大型テレビへの接続設定に手間取る座学担当者、時間を気にしながら汗を拭き格闘している。実技担当者は後ろの席で学校の先生が用意してくれた温かいお茶をすすりながら気楽に雑談している。悪友である。授業開始10分前にようやく設定が完了した。
教壇に立ったことが無い各授業担当者は緊張をほぐしたいのか、いつになく言葉数が多い。
開始のベルが鳴ると同時に生徒15名+1名(急きょ参加した女子高生)が『こんにちは』と挨拶しながら教室になだれ込む。一気に教室内の緊張感が走り、席からあわてて立ち上がる担当者たち。完璧に高校生にのまれているオッチャン達。生徒の整列、同時に大きな声での『お願いします』の挨拶をもらった。
着席後、座学担当者が挨拶時に生徒の身近にある建物の空調ダクトの話し、パワーポイントを使って“ダクトとは?”から始まる会話形式の講義をし、上手く生徒を引き付けている。今まで生徒たちが見たことのない図面や写真・DVD動画を体重移動しながら熟視している。大変うまい構成で生徒を手のうちに入れている。教頭先生を始め担任の先生が参観する中、授業終了のベルが鳴り無事座学の講義が終了した。
昼休みに海苔弁当を頬張りながら黙々と食べているが、午後からの実技担当者の気合が乗ってきたのか緊張しているのか寡黙になっている。『一服してくるわー』、トイレに行く者、それぞれが実技室入室前に気持ちを整えていく。
いよいよ実技スタート。5品種の実技製作品の前に生徒がスタンバイし、実技担当者が説明と注意事項を述べた。品目は角丸・煙突(丸管)・ホッパー・ねじれ管・サッカーボールを題材に7~8分まで先行加工した品目に取り組み仕上げていった。やはり工業高校の生徒らしく手先が大変器用である。角丸はハゼ組工程から指導した。生徒たちは、短時間で非常に綺麗に仕上げ、他の製品も角丸同様に淡々とこなしていった。時間が余ったときに予備として、短管ダクトの4枚取りを用意してあったので、早く課題の製品を完了した生徒から組立を指導していった。大変面白そうにハンマーを叩いている。振り返り課題製作の机を見ると、完全に指導を忘れ課題製作を楽しんでいる、指導担当者が目に入った。久しぶりに触った鉄板の感触で“ものづくり”の面白さを思い出したようだ。
また別のテーブルには、先生がプライヤーを持ち課題製品に挑んでいる姿を見て、先生も楽しんでくれていると思うと大変うれしく思えた。
生徒の皆さんは、卒業されて産業界に就職して世の中の役に立つエンジニアに育っていくことでしょうが、今回の授業を、良き思い出として記憶してくれると確信します。
他の教室の先生をはじめ生徒の皆さんには騒音を与えてしまい申し訳なく思いますが、次回も県立尼崎工業高校で出前授業ができれば幸いです。
ダクトの出前授業【布施工業高校】