近畿ダクト板金技能士会

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建築板金(ダクト板金作業)検定について

建築板金(ダクト板金作業)検定について

技能検定は、労働者の技能の程度を検定し、国が技能を公証することで労働者の技能習得意欲を増進し、技能に対する社会一般の評価を高め、 労働者の技能と地位の向上を図るものです。

建築板金(ダクト板金作業)の場合、1級と2級があります。

合格者には厚生労働大臣名(1級)、都道府県知事名(2級)の合格証書が交付され「技能士」と称することができます。

厚生労働省が定めた実施計画に基づいて、試験問題等の作成については中央職業能力開発協会が、試験の実施については各都道府県がそれぞれ行うこととされています。

近畿ダクト板金技能士会は、大阪府職業能力開発協会から実技試験実施団体として委託された近畿ダクト工事業協同組合と共同で実技試験を行っています。

※各項要約にて紹介しておりますので、最新の詳細情報については必ず中央職業能力開発協会のホームページでご確認ください。

現実的な受検のメリットについて

技能士と称する事ができるようになる事と、プラズマ切断機などの機械では作れないダクトを作れるようになることや、 仕事の上でも技能士が居ないと入れない現場がありますので、技能士になる事で携れる仕事の範囲が広がります。

さらに当「近畿ダクト板金技能士会」もしかり、技能士会に参加できるようになりますので、業界情報や仕事に広がりを持つ事ができるようになります。

また、技能士(ダクト板金作業)である事が、登録ダクト基幹技能者の受検資格の一つとなっています。

受検資格・免除資格

受検に際しては、原則として検定職種に関する実務経験が必要です。必要とされる実務経験の年数は1級7年、2級2年以上ですが、職業訓練歴、学歴等により短縮される場合があります。(詳しくは厚生労働省のホームページでご確認ください。)

受検の申し込み

受検希望の都道府県職業能力開発協会から受検申請書等をお取り寄せいただき、必要事項をご記入の上、都道府県職業能力開発協会へ直接又は郵送等により申請を行っていただきます。

大阪府での受検希望者は、近畿ダクト工事業協同組合へお問い合わせください。

検定試験概要

実技試験(4時間)と学科試験(真偽法及び四肢択一法による50題100分)があります。実技・学科共に合格しなければなりませんが、受検結果いずれか一方のみ合格の場合は、次回受検時に合格した試験は免除されます。

[実技試験]
要求される技能の一部としては、ダクト図面からの展開方法を求めること、電気機械等は利用せず、工具のみを用いて鉄板の切断、曲げ加工、ハゼの加工などの技能が要求されます。

[学科試験]
折り曲げに関する知識や、工法の適応範囲、実際の現場での基礎的な知識などが問われます。
詳しくは、 社団法人 雇用問題研究会より問題集が出ています。

令和4年度 建築板金(ダクト板金作業)技能検定試験日程

《実技試験》

日時 2024年6月15日(土)16日(日)
会場 大阪府立北大阪高等職業技術専門校
枚方市津田山手二丁目11-40 

《学科試験》

日時 未定
会場 未定

《合格発表》

日時 未定

検定に持ち込める道具の紹介

品名 寸法または規格 数量 備考 参考写真
1 コンパス 大・中・小  各1
2 ケガキ針 1
3 すみ壺、すみさし、水糸 一式 マジック可
4 センターポンチ 1
5 直尺又は曲尺 500mm~1000㎜・150㎜ 1 各1でも可
6 巻尺 スチール製 1  
7 金切りバサミ
(直刃、柳刃えぐり刃)
各1 予備として各1
は持込み可
8 ハンマー
(木ハンマー、板金ハンマー、片手ハンマー)
3 予備として各1
は持込み可
9 レール 1  
10 拍子木 1  
11 かたな刃 1 鋼鈑可
12 かげたがね 1 影入れに使用する
13 折り台 1 チャンネル鋼
でも可
14 こまのつめ又はあて盤 1 各1でも可
木台を含む
15 呼び出し 1 リベッツト呼び出しは、左記工具以外禁止
16 はぜおこし・はぜとおし 外径50mm程度
(2級は100mm程度)
長さ1000mm程度
1 ドライバー可
17 ため棒(心金)
( パイプ)
1 1級 65A
2級 100A
18 つかみばし 1 プライヤー可
19 筆記用具 適宜
20 ウエス 適宜
21 作業服等 一式
22 飲料 適宜 熱中症対策、水分補給用

治具、型板、外径190mm以上のパイプ(ため棒)、計算機、加工用機械の持ち込みは禁止する
ゼッケンは貸与

明示はないが持ち込みが許されるもの

工具箱、ゴム板(敷きべニアが薄いため、反発防止のため)、折台の下に敷く角材
ため棒(心金)の支持台(木製・金属製)

持ち込みが禁止されるもの

フラットバーを曲げ加工した治具、フラットバーそのもの(工具でない)、材料となり得る鉄板
呼び出しに柄を溶接したもの、工具一覧表にある数量を超える多量の工具(予備可)
展開寸法やその数字を記入した直尺、紙片など(不正行為)

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