ダイヤルの「PILOT」表記はゼニスの特権!? フルモデルチェンジした新生パイロットウォッチの鼓動を感じよ
ゼニスの新作パイロット・コレクションは、ゼロから再設計されたという通り、既存のモデルからフルモデルチェンジ。長い歴史を持つコレクションの伝統や航空界へのリスペクトを重んじつつも、これまでのパイロット・コレクションを払拭するような現代的なデザインに仕上がっています。
●航空機や計器類を彷彿とさせるディテールが随所に
2023年3月から4月にかけてスイスのジュネーブで開催された、世界的な時計の展示会「Watches&Wonders2023」で披露されたゼニスのパイロット・コレクション。
パイロット用の特殊なスーパーコピー時計 代引きやダッシュボードの計器類を製造してきたゼニスにとって、ブランドを代表するコレクションのひとつである“パイロット”がフルモデルチェンジしたということで、大きな関心を集めました。
ヴィンテージの美しさから脱却し、過去と現在の航空界全体からインスピレーションを得て、ゼロから再設計されたという新たなパイロット・コレクションは、よりモダンな佇まいに。
40mmの3針モデル「パイロット オートマティック」と42.5mmのクロノグラフ「パイロット ビッグデイト フライバック」の2機種が、それぞれシルバーのスチールケースとブラックのセラミックケースの2素材、合計4モデルがラインアップされています。
各モデル共通しているのは、ラウンドケースの上に固定されたフラットトップのベゼルと、手袋をしたままでも操作しやすい大きめのリューズ。そして、印象的なダイヤルには古い旅客機に使われていたグルーブ構造を採用し、その上にはゼニスのパイロットウォッチやダッシュボード計器の特徴である大きいアラビア数字のアワーマーカーを配置。
モダンなフォントを採用したアワーマーカーにはホワイトのスーパールミノバが塗布され、パイロットウォッチで重要な視認性を確保しています。
また、ダイヤルにはゼニスのみが記すことのできる、商標登録の「PILOT」の文字もしっかり見て取ることができます。
●ムーブメントにはゼニスが誇る高振動自動巻きキャリバー“エル・プリメロ”を搭載
新たなパイロット・コレクションは、その心臓部であるムーブメントにも注目で、「パイロット オートマティック」は高振動自動巻きキャリバーの“エル・プリメロ3620”、「パイロット ビッグデイト フライバック」には高振動自動巻きクロノグラフキャリバーの“エル・プリメロ3652”を搭載しています。
今回初搭載となる“エル・プリメロ3652”は、日付を読み取りやすい“ビッグデイト”と、ワンプッシュでクロノグラフをゼロにリセットして連続して計測を行える“フライバック機能”の2つの機能を統合。
ビッグデイトは、瞬時に日付表示が切り替えつつも、日付を飛ばさずにしっかり1日ずつ進む、特許取得済みの機構を備えています。
両モデルとも、シースルー仕様のケースバックから“エル・プリメロ”の姿を拝むことができるのも醍醐味。水平をキープするように動く、巻き上げ機構のブラックローターは、航空計器の人口水平儀(姿勢指示器)を彷彿とさせます。
また、各モデルには2つのストラップが用意されており、工具のいらない“クイックリリース機構”によって、気分や服装に合わせて簡単にアレンジできるのも魅力のひとつです。
これまで紡いできたパイロットウォッチの系譜に敬意を払いながらも、デザインや機能がモダナイズされたゼニスの新生パイロット・コレクション。「PILOT」の称号をその目でたしかめつつ、エル・プリメロの鼓動を感じてみて下さい。